電子書籍でも紙の本と同じようにページをめくるように横スクロールで読むのが一般的でしたが、最近ではスマートフォンが普及するにつれて片手でも読みやすい縦スクロール（縦読み）に対応する電子書籍ストアが増えてきています。
縦読みのほうが片手がふさがっている状態でもページ移動が非常に簡単。スマートフォンの場合は画面を分割して読むため縦読みのほうが読みやすいというメリットがあります。
そこで今回は縦読みに対応している電子書籍ストアのご紹介や設定方法について解説したいと思います。「漫画は縦読み」という方にご参考いただければ幸いです。
スマートフォンは縦読みがおすすめ
電子書籍ストアによって対応するデバイスは様々ですが、基本的にはPCやスマートフォン、タブレット端末など色々なデバイスで読むことができます。
中でも普段から持ち歩くスマートフォンは、電子書籍を読む機会が自然と多くなり、電車移動中や待ち合わせ時間の暇つぶしなど様々なシーンで活躍します。
ただ状況によっては片手でしか操作ができない場合、横読みだと上手くページ移動ができないこともあるなど不便なこともあるんですよね。
そんな時に便利なのが電子書籍の「縦読み」です。
SNSやWebブラウジングなど基本的には縦スクロールして閲覧しますが、同じような感覚で電子書籍を読むことができるため、片手でも簡単に操作が可能です。
縦に軽くスクロールするとページごとに切り替わるものや、Webブラウジングのようにスクロールした分だけページ移動ができるものまで動作は各電子書籍ストアから提供されているビューアによって異なりますが、縦読みだとスムーズに読むことができます。
読みやすさは人それぞれですが、「横読み」だけでなく「縦読み」にも対応する電子書籍ストアを選ぶことで、より快適に読書が楽しめるはずです。
縦読みに変更するには？
電子書籍を縦読みで閲覧するには、縦読みに対応したビューアアプリを提供する電子書籍ストアで本を購入して読む必要があります。
全ての電子書籍ストアで縦読みに対応しているわけではありませんので、その点は注意しましょう。
また、初期設定では「横読み」になっている場合がほとんどなので、ビューア（読書画面）の設定で「縦読み」に変更することで読むことができます。
また、電子書籍ストアによってはiOSやAndroidなどのOSや、ブラウザ版やアプリ版によって縦読み機能が利用できないケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。
電子書籍ストアによっては無料で読める本も配信されていることも多く、アプリは無料でインストールできまるので無料で試すこともできますよ。
縦読み対応の電子書籍ストア
公式サイトで縦読み機能についての情報が公開されていたり、管理人が実際に利用している電子書籍ストアのビューアアプリで試して確認できている範囲で、縦読みに対応している電子書籍ストアをまとめてみました。
まだ確認できていないストアもありますので、確認でき次第、随時更新していきたいと思います。
DMM電子書籍
漫画・コミックだけでなく、小説や雑誌、写真集など様々なジャンルの電子書籍を取り扱っているストア。
欲しい本をその都度支払って購入する電子書籍ストアなので、月額料金は不要で購入した分だけの支払いで利用できる。
購入した本はDMM電子書籍の本棚に格納されるため、スマートフォンやタブレット、PCからアクセスすれば、いつでもどこでも読むことが可能。
DMM電子書籍の縦読み
DMM電子書籍のスマートフォン用ビューアアプリ「DMMブックス」は縦読みに対応しており、ビューア（閲覧）画面の設定から縦読みモードに変更できます。
iOS版とAndroid版アプリで確認済みなので、ほとんどのスマートフォンで縦読みが可能。
また、横読みにも簡単に切り替えることができるので、利用シーンに合わせて設定すればどんな場面でも快適に読書が楽しめます。
DMM電子書籍の縦読み設定方法については下記ページにて詳しく解説しています。
関連情報：DMM電子書籍が縦読みに対応したので実際に読んでみた
まんが王国
まんが王国も月額課金型の電子コミックサイトで、登録する月額コースに応じて付与されるポイントで漫画を購入することができます。
クレジットカード払いなら月額500円のコースからボーナスポイントが付与されるため、使い方によっては非常にお得に利用することができます。
少年・青年漫画、少女・女性漫画、BL・TL漫画、アダルト漫画など漫画・コミックに特化したサイトだけあって、これらのジャンルの電子書籍は充実しています。
まんが王国の縦読み
スマートフォンの場合、ブラウザビューアと専用アプリで読むことができますが、どちらでも縦読みに切り替えることができるようになっています。
切り替え方法も簡単で、ビューア画面の中央部分をタップして表示される「切り替え」をタップするだけで、縦読みや横読みに切り替えることができます。
Renta!
48時間レンタルで100円から電子書籍をレンタルできるサービスで、漫画・コミックだけでなく小説や実用書、雑誌、写真集など様々な作品を取り扱っています。
パソコンやスマートフォン、タブレットに対応しており、スマートフォンでの読みやすい縦スクロールで読めるマンガも用意されています。
Renta!の縦読み
Renta!ではスマートフォンでも読みやすいように2015年9月から縦スクロールでも読める機能が提供されています。
縦読みの切り替えは、ビューアメニューから設定可能で、縦読みにする場合は「縦スクロールで読む」をタップすることで切り替えることができます。
ただし、縦読みに対応するのはコミックのみとなっています。
eBookJapan
eBookJapanは漫画、小説、ビジネス、実用、雑誌、写真集など様々な電子書籍を取り扱う都度課金型の電子書籍ストアで、国内最大級のラインナップを誇っています。
無料で読める本や割引・セールも充実しており、通常よりも安く購入できる作品も多く販売しています。
対応デバイスはPC、スマートフォン、タブレットなどに対応しており、決済方法も充実しているのが特徴。
eBookJapanの縦読み
管理人が確認したところ、Android版電子書籍アプリ「ebiReader」で縦読みでの閲覧ができました。
縦読み設定方法はビューア画面右上のアイコン（3つの点）をタップすると表示される「表示モード」から切り替えることができます。
まとめ
現時点で管理人が確認できている縦読み対応の電子書籍ストアをご紹介いたしました。
今回ご紹介したサービス以外にも縦読みに対応しているサイトはあると思うので、確認ができ次第、随時更新していきたいと思います。
実際に管理人が利用して使いやすかった電子書籍サイトは「まんが王国」でした。
まんが王国ならアプリ版だけでなくブラウザビューアも縦読みに対応していて、縦スクロールの切り替えも非常に簡単でしたよ。
その他「DMM電子書籍」も使いやすかったです。
DMM電子書籍は月額制のサービスではないので、欲しい作品をその都度購入する形になるので、普段そこまで本を読まない人にもおすすめ。
スマートフォンをメインで読書される方は、閲覧しやすい縦読みできる電子書籍ストアを試してみてくださいね。
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