楽天Kobo(Rakuten Kobo Inc.)は、カナダの電子書籍事業社で、本社はトロントにあり、本国カナダはもちろんのこと、アメリカからヨーロッパやアジアにまでも、世界規模で広く事業展開しています。
2009年に前身となったShortcoversが設立され、その後社名をKoboへと変更。
2012年1月に楽天株式会社(以下、楽天)の連結子会社となり、それに伴って社名もRakuten Kobo Inc. となりました。
「Kobo」のサービスはそれぞれの国の事情に合わせたシステムで運営されており、日本でのサービスは「楽天株式会社 Koboジャパン事業部」が担っています。
楽天Koboは、公称約400万冊におよぶ幅広いジャンルの電子書籍と、読書専用の電子書籍リーダーを提供しており、ストアでは楽天ブックスで販売している紙の書籍とも、相互にアクセスして購入できるなど、充実したサービスがAmazonのKindleストアと並び称される、トップクラス規模の電子書籍ストアです。
楽天Koboの特徴・サービス内容
楽天Koboの魅力は電子書籍の豊富なラインナップと、専用の電子書籍リーダー端末が提供されていることです。
カテゴリーでは洋書が非常に充実していますが、漫画や小説、ラノベ、雑誌、BL、TL、アダルトなど何でも揃うストアです。
専用のKobo端末は防水機能を搭載したモデルも販売されているので、キッチンやお風呂などで電子書籍を読むのにも向いています。
何より、電子書籍を読むために設計された端末なので、快適に読書が楽しめる機能が充実しているので、本を読むのが好きな人にはおすすめです。
また、楽天のサービスだけあって、楽天ポイントが貯まったり、購入する際に使えたりと、楽天会員には様々なメリットがあります。
楽天Koboで当月1回の注文で1,000円の買い物すると、楽天市場の商品がポイント+0.5倍になるSPUの対象サービス(執筆時点)となっているのも魅力です。
取り扱っている電子書籍のジャンル
- 漫画(コミック)
- 小説・エッセイ
- ミステリー・サスペンス
- ライトノベル
- ビジネス・経済・就職
- 人文・思想・社会
- ノンフィクション
- 語学・学習参考書・資格
- 科学・医学・技術
- PC・システム開発
- 美容・暮らし・健康・料理
- ホビー・スポーツ・美術
- 旅行・留学・アウトドア
- 絵本・児童書
- エンターテインメント
- 写真集
- ボーイズラブ・ティーンズラブ
- 雑誌
- 洋書
- アダルト(電子書籍)
楽天Koboでは、漫画はもちろん、小説からラノベ、ビジネス、雑誌、洋書など多彩なジャンルの電子書籍を取り扱う電子版の大型書店となっています。
これだけ膨大な量の作品を取り扱っていますが、電子書籍なので、ストア内でカテゴリー別やキーワード検索で読みたい作品を簡単に探すことができるのも電子書籍の魅力です。
初めての電子書籍購入でお得なクーポンが貰える
楽天Koboをまだ利用したことがないなら、まずは初回限定のクーポンを手に入れてから利用しましょう。
ただし、楽天Koboで無料作品を一度でもダウンロードしたことがあると対象外となってしまいますので、欲しい無料作品がある人は、クーポンより先にダウンロードしないよう、ご注意を。
初回限定で入手できるクーポンは、以下の3枚です。
①1,000円以上の電子書籍購入で、250円OFF
②2,000円以上の電子書籍購入で、600円OFF
③3,000円以上の電子書籍購入で、1,000円OFF
1回の購入につきどれか1枚のクーポンしか使えませんが、①と②のクーポンは2回目、3回目の購入時にも使えますので、上手く使えば合計で1,850円OFFにもなります。
ただし、注意する点もあります。
利用期限が短い
例えば1月31日まで入手できるクーポンなら、利用期限は2月5日までです。
3枚全て利用したいなら、月初めに利用を開始すると焦らずにすみそうです。
先着順である
利用できるのは、各クーポン先着3,000回までとなっています。
もし運悪く3,001回目に当たってしまうと利用できません。
まずありえないとは思いますけどね。
ぬいぐるみがもらえなくなる
クーポン以外にも、執筆時点で楽天Koboの初回購入時に利用できるキャンペーンがあります。
「スタートボーナスチャンスキャンペーン」(エントリー要)
初回で1回に2,000円以上購入すると、楽天ポイントが1,000ポイントもらえる
「パンダフルライフコレクション」(エントリー要)
初回で1回に2,500円以上購入すると、楽天パンダのぬいぐるみがもらえる。
どれを選んでもいいのですが、③のクーポンを利用すると上の2つのキャンペーンの対象外となってしまいます。
この2つのキャンペーンは、楽天の他のサービスを初めて利用するときにもチャンスがありますが、ぬいぐるみをコンプリートしたい人は、どのキャンペーンにするかよく考えて選びましょう。
Koboリーダーからは初回限定クーポンが使えない
専用端末のKobo電子書籍リーダーからは、直接ストアで電子書籍の購入ができますが、初回限定クーポンを発行している、楽天の「ラ・クーポン」には対応していません。
クーポンを使いたいときはKoboリーダー以外から購入するようにしましょう。
通常のキャンペーン・セールもお得
楽天Koboでは常に何かしらのセールやキャンペーンがあるので、こまめにチェックすると相当お得に購入できます。
40%OFFなどお得なキャンペーンも充実しているので、定期的にチェックしておくと読みたかった作品も安く購入できるかもしれませんよ。
執筆時点では、下記のようなキャンペーン・セールを実施中です。
最新のキャンペーン情報は楽天Kobo公式サイト内でご確認くださいね。
講談社の小説・ミステリーを3冊以上買うと、1冊につき40%OFF
キャンペーン | 特典 |
---|---|
主婦の友社 人気の実用書が300円均一 | 巣ごもり生活に彩りを!人気の実用書が300円均一 |
幻冬舎電本フェス | 『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』など人気作品がクーポンで半額 |
冬☆電書2021 | 講談社の人気小説・コミックなどが週替わりでお得 |
クーポンで40%OFF | 小説・ミステリーが3冊以上クーポンで40%OFF |
集英社オレンジ文庫 創刊6周年記念 | 集英社オレンジ文庫の映像化作品や人気シリーズなどが20%OFF |
楽天Kobo限定セール | 一迅社の対象作品がクーポンで30%OFF |
他社との共通キャンペーンだけでなく、楽天Kobo限定のキャンペーンも実施しています。
ポイント還元だけでなく、○○OFFのような割引してくれるキャンペーンが多いのも楽天Koboの魅力ですね。
この他に、毎週水曜日のレディースデーには女性限定で、毎週木曜日のメンズデーには男性限定で、最大20%OFFになるクーポンが配られます。
楽天ポイントを併用すれば、無料で購入できてしまいますね。
楽天ポイントが使える・貯まる
楽天Koboで電子書籍を購入するときにも、もちろん楽天ポイントが使えます。
電子書籍の購入額100円につき、楽天ポイントが1ポイント貯まりますが、なんとポイントで支払った分に対しても、同様の楽天ポイントがつくんです。
例えば、2,000円分の電子書籍を全額ポイントで購入しても、現金と同じく20ポイントが貯まります。
さらに楽天KoboはSPUの対象サービスでもあります。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは、楽天グループの対象サービスの条件を達成すると、その月の楽天市場での購入額に対するポイント還元率が、自動的に最大16倍にまで爆上がりするプログラム。
しかも月末時の倍率が、月初にまでさかのぼって適用されるという、太っ腹なシステムなのです。
楽天Koboでの達成条件は、1回に税込み金額1,000円以上(クーポン利用割引後の価格)利用すること。
これで、その月のポイントが+0.5倍になります。
しかも、楽天Koboでは予約した商品も注文時点で条件達成とされます。
注意事項としては、電子書籍リーダーからの購入はSPU対象外となることと、電子書籍リーダーそのものの購入は、楽天Koboではなく楽天ブックスのSPU対象となることです。
PCでも、スマホでも、タブレットでも読める
楽天Koboには、AndoroidとiOSの、それぞれのスマホやタブレットに対応したアプリがあり、またPCなら、WindowsとMacに対応したデスクトップアプリが用意されています。
どちらもダウンロードは無料。
どのデバイスからでも読めるので、外出先ではスマホで、帰宅したら画面の大きなタブレットやパソコンで続きを読む、という使い方もできます。
1つのアカウントで接続できるデバイスの台数に制限がないところも、魅力のひとつですね。
また、電子書籍をダウンロードしておけばオフラインでも快適に読むことができるのはアプリの良いところです。
ただし、楽天Koboはブラウザで購入した電子書籍を読むことができません。基本Koboアプリでのみ閲覧可能な点は覚えておきましょう。
楽天Koboの支払い方法
楽天Koboではクレジットカードはもちろん、デビットカード、BooCa、楽天キャッシュ、楽天ポイント、クーポンなどの支払い方法に対応しています。
クレジットカード
- Visa
- MasterCard
- Diners
- JCB
- 一部のデビットカード
楽天のクレジットカードならSPUの対象になります。
楽天カードは新規入会&利用で5,000ポイントプレゼントなどのキャンペーンを定期的に実施しているため、さらにたくさんのポイントを貯めたり、電子書籍の購入に使用することもできるなど非常にメリットが大きいのが特徴です。
楽天カードは年会費は無料で、比較的審査が甘いと言われており、主婦や学生でも作りやすいクレジットカードなので楽天Koboをおトクに利用したい方は申し込んでみると良いでしょう。
公式サイト:楽天カード
残念ながら、アメリカン・エキスプレス (Amex)と、海外発行のクレジットカードは使えません。
楽天銀行デビットカードで決裁をしようとしたときに、エラーが出ることがあります。
これはデビットカードに「ポイントでデビット支払い」が設定されている状態で、ストアでの支払いの際に「ポイントを利用する」に設定すると起こるようです。
ポイント利用の設定がカード側とストア側とで重複してしまうのがエラーの原因ですので、どちらかのポイント利用設定を外すことで回避できます。
クーポン
楽天のクーポンは電子書籍の支払いにも使えます。
配布されているいるクーポンは、ログイン後にMyクーポンページで確認することができます。
その他、キャンペーンページやメルマガなどで獲得できるクーポンや、一部の会員限定で配布されるシークレットクーポンなどがあります。
楽天ポイント
貯まった楽天ポイントで支払うこともできます。
楽天Koboの支払いには現金が使えませんが、コンビニなどで買える「楽天ポイントギフトカード」を使えば、クレジットカードがなくてもポイントで支払えます。
ただしこの場合は、ポイントアップの対象にはなりません。
楽天キャッシュ
「楽天キャッシュ」は楽天のオンライン電子マネーです。
楽天市場やラクマ、楽天ペイアプリなどの、楽天の各サービスで利用でき、もちろん楽天Koboでの支払にも使えます。
BooCa(ブッカ)
「BooCa」とは、本屋の店頭で電子書籍が買えるプリペイド式のカードで、書籍1冊ごとに1枚のカードとして販売されています。
欲しいタイトルを購入してレジで有効化(アクティベーション)されると、楽天Koboのストアでダウンロードできるようになります。
例えば紙の本のように電子書籍をプレゼントする、といった使い方ができるようなのですが、対象店舗が「有隣堂 藤沢店」「豊川堂カルミア店」「本の学校今井ブックセンター」の3店舗と限定されています。
楽天Koboアプリの機能・使い方
楽天Koboでは、ネットショップでお買い物をする感覚で欲しい作品をカートにいれて、レジで決済することで電子書籍を購入することができます。
普段からネットでお買い物をしている方であれば簡単に手続きができるはずです。
楽天Kobo電子書籍ストアで購入した電子書籍は、楽天Koboのライブラリで管理されます。
電子書籍の閲覧は専用のアプリをインストールすることで同期されて、端末にデータをダウンロードすれば読むことができます。
リーダー(閲覧用)アプリはスマートフォン・タブレット(iOS/Andoroid)、パソコン(Windows/Mac)に対応した無料アプリが提供されているので誰でもダウンロードして本を読むことが可能。
アプリで電子書籍を読むためには電子書籍購入後、【アプリのインストール】→【ログイン】→【同期(自動)】→【ダウンロード】→【閲覧】という流れとなります。
楽天Koboの電子書籍リーダーアプリは以下の端末に対応しています。
- iPhone
- iPad
- Androidスマートフォン
- Androidタブレット
- Windows PC
- Mac
ほとんどのパソコン、タブレット、スマートフォンで読めるようになっています。
Koboアプリの詳しい使い方・読み方は下記ページでご紹介しています。
楽天Koboアプリの機能・使い方や対応デバイスをご紹介【PC・スマホ版】
オフラインでも読める
アプリから電子書籍のデータを端末にダウンロードすれば、ネット環境がない場所でもサクサク読むことができます。
自宅のネット環境でまとめてダウンロードしておけばパケットの節約にもなりますし、ネットが使えない飛行機内でも読むことも可能となります。
Android端末は保存先をSDカードに変更することも可能
SDカードを挿せるAndroid端末は、電子書籍データの保存先を本体のストレージからSDカードに変更することができます。
端末のストレージ容量が大きくない端末であれば、SDカードへの保存は必須と言っても過言ではありません。
特にたくさんのデータを保存すると容量はかなりのサイズになるので、保存先はSDカードに設定しておく安心です。
SDカードへの変更は「アカウント設定」→「本の保存先を設定」→「SDカード」にチェックを入れることで設定することができます。
楽天KoboアプリがSDカードへの保存に対応したので実際に使ってみた
楽天Kobo電子書籍リーダー
楽天Kobo専用の電子書籍リーダー「楽天Kobo電子書籍リーダー」(以下、Koboリーダー)には、通常のタブレットにはない、読書に特化した専用機ならではの多くのメリットがあります。
電子書籍リーダーのメリット
眼の疲れが軽減される
Koboリーダーを使うと気付く大きなメリットのひとつに、眼の疲れにくさがあります。
画面サイズが大きくなるだけで読みやすくなるものですが、Koboリーダーの画面は液晶画面と仕組みが違い、紙の印刷物に近い表現ができるようになっています。
そのため、強い日差しの下でも反射に邪魔されずに読書ができるのです。
また、画面の奥から光を出すバックライトと違い、画面の前方から光を当てるフロントライト方式は、より眼に優しくなっています。
眼の疲れのせいで、せっかくの読書を中断…なんていうこともなくなりますよ。
長時間の読書を楽しめる
一日中、読書に没頭して過ごしたいときにも、Koboリーダーはもってこいです。
容量8GBのものなら、文字が主の本で約6,000冊相当、コミックでも約150冊相当が端末に保存できるので、Koboリーダーひとつ手元にあれば、どこへ行くにも本棚を持ち歩いているようなもの。
知らない単語が出てきても、辞書機能で読書しながら画面上で調べられるので、辞書も必要ありません。
使用する電力が少ないので充電が長持ちする上、同じサイズのタブレットより軽いものが多いのもメリットですね。
お風呂でマンガを見開きで楽しめる
機種にもよりますが、マンガを見開きで読めたり、生活防水で、うっかり水没させてしまっても大丈夫な仕様になっています。
お風呂で読書の習慣がある人や、見開きの迫力シーンを捨てがたい人は、きっと満足できることでしょう。
防水機能(IPX8)があるKobo端末は「Kobo Forma」「Kobo Libra H2O」となります。
唯一残念な点は、白黒でしか表示できないので、カラーページもモノクロになってしまうところ、でしょうか。
端末が軽いので長時間の読書にも向いている
ディスプレイが6.0インチの「Kobo Clara HD」の重さは166gと、その大きさから考えると非常に軽く、長時間の読書でも疲れにくいのも魅力です。
iPhone12の重さが162gなので、ほぼ変わらない重量となっています。
それでいて、画面が大きく、フロントライト方式なので眼が疲れにくいことも、長時間の読書に向いている理由です。
「よく本を読む」という方は電子書籍専用のリーダー端末を検討してみるのも良いでしょう。
Koboデバイスの最新4モデルの紹介
楽天Kobo電子書籍リーダーの最新機種は4種類あります。
それぞれ画面サイズや機能、価格などが異なるので、自分に合った端末を選びましょう。
各端末のスペックや価格についてご紹介します。
※執筆時点での情報となります。
Kobo Forma
ディスプレイ | 8.0 インチ Carta E Ink HD タッチスクリーン |
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解像度 | 1920 x 1440 (300 ppi) |
内蔵メモリ容量 | 約32GB |
ライト | ComfortLight PRO (フロントライト内蔵、ナチュラルライト機能) |
防水 | IPX8 規格準拠 |
カラー | ブラック |
サイズ | 177.7 x 160.0 x 4.2 – 8.5 mm |
重さ | 197 g |
価格 | 34,980円(税込) |
最新機種の最上位モデルで、解像度は300ppi、容量はなんと32GBもあり、28,000冊相当の本がこれひとつに保存できてしまいます。
Koboシリーズ初の、見開き表示機能が加わり、紙のコミックと同じ感覚で読むことが可能になっています。
紙の本をパラパラめくるような感覚で、ページを読みとばしたり戻ったりできる「高速ページめくり」機能はそのままに、新しく「ページめくりボタン」が追加され、画面に触れなくても端末を持つ片手だけでぺージがめくれるようになりました。
フロントライトの「ComfortLight PRO」は、辺りの明るさに合わせてブルーライトの放出量を調節してくれるので、夜の読書で目が冴えすぎるのを防いでくれます。
本体、別売りの専用カバーともに、カラーは黒のみです。
Kobo Libra H2O
ディスプレイ | 7.0 インチ Carta E Ink HD タッチスクリーン |
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解像度 | 1680 x 1264 (300 ppi) |
内蔵メモリ容量 | 約8GB |
ライト | ComfortLight PRO (フロントライト内蔵、ナチュラルライト機能) |
防水 | IPX8 規格準拠 |
カラー | ホワイト / ブラック |
サイズ | 159.0 x 144.0 x 5.0 – 7.8 mm |
重さ | 192 g |
価格 | 25,080円(税込) |
容量は8GBと、formaよりはやや小ぶりながら、基本性能はformaとまったく同じです。
手の小さい人や女性は、libraのほうが扱いやすいかもしれないですね。
本体カラーは定番の黒以外に、白もあり、専用カバーはブラック、グレー、アクア、ローズの4色展開となっています。
Kobo Clara HD
ディスプレイ | 6.0インチ Carta E Ink HD タッチスクリーン |
---|---|
解像度 | 1448 x 1072 (300 ppi) |
内蔵メモリ容量 | 約8GB |
ライト | ComfortLight PRO (フロントライト内蔵、ナチュラルライト機能) |
防水 | – |
カラー | ブラック |
サイズ | 157.0 x 111.0 x 8.3 mm |
重さ | 166 g |
価格 | 15,180円(税込) |
エントリーモデルながら、上位の2機種と同じ300ppiの解像度なので、ルビなどの小さい文字もくっきり表示できます。
容量は8GBで、防水やページめくりボタンはないものの、フロントライトはComfortLight PROが採用されています。
最新4モデルの中では最も軽量です。
本体カラーは黒のみ、専用カバーはブラック、ブルー、ローズレッドの3色展開です。
Kobo Nia
ディスプレイ | 6.0インチ Carta E Ink HD タッチスクリーン |
---|---|
解像度 | 1024 x 758 (212 ppi) |
内蔵メモリ容量 | 約8GB |
ライト | ComfortLight (フロントライト内蔵) |
防水 | – |
カラー | ブラック |
サイズ | 159.3 x 112.4 x 9.2 mm |
重さ | 172 g |
価格 | 10,978円(税込) |
Claraに比べるとスペックは劣りますが、その分価格は抑えられているモデル。
解像度は212ppi、フロントライトにも調光機能はありません。
Claraより、少しですが重くなっています。
本体カラーは黒、専用カバーはブラック、アクア、レモンの3色展開となっています。
楽天Koboで読める電子書籍のジャンル別作品数
約400万冊という電子書籍の、ジャンルや配信数は以下のようになっています。(執筆時点)
コミック 約290,000万冊
・少年漫画
ジャンプ、マガジン、サンデーなど
・青年漫画
ヤングジャンプ、ビッグコミック、アクションコミックスなど
・少女漫画
マーガレット、花とゆめ、デザートなど
・レディースコミック
フラワー、ジュディなど
・その他
裏サンデー女子部、Love Josseiなど
各ジャンルの人気作品などが、ひと通りそろっています。
小説 約105,000冊
歴史小説や恋愛小説、ホラー、SF、ファンタジー、エッセーなどがあります。
先ごろ芥川賞を受賞した、宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」や、直木賞の西條奈加さんの「心淋(うらさび)し川」も電子書籍で購入できます。
2021年本屋大賞ノミネート作品中の9作品も電子書籍にありますよ。
ミステリー・サスペンス 約17,000冊
海外の名作シリーズから日本の新人賞作品まで、タイトルの数だけトリックがあります。
ライトノベル 約33,000冊
異世界に転生したり召喚されたり、魔物にダンジョン、乙女ゲーの悪役令嬢など、定番ですが、やっぱりおもしろい。
人気マンガやアニメの原作ラノベが電子書籍で読めます。
BL・TL 約62,000冊
ボーイズラブ・ティーンズラブのコミックや小説です。
腐女子はまずこちらへどうぞ。
実用書 約238,000冊
ビジネスと経済、思想・社会、ノンフィクション、語学、医学や科学、PC、料理や健康、ホビーにスポーツ、旅行やアウトドアなど、ほぼ全てのジャンルがあります。
雑誌 約41,000冊
マンガ雑誌から、男性・女性ファッション誌、経済誌、トレンド情報誌など、各種。
絵本・児童書 約10,000冊
アニメ「アンパンマン」や、ヨシタケシンスケさんの絵本、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズなど、幼児や小学生に人気の作品が見つかります。
その他 約29,000冊
エンタメ系や、グラビア写真集など
洋書 370万冊以上
さすが世界展開しているだけあって、外国語の電子書籍の数は桁違いです。
日本の人気コミックの英語版も売っています(但し、スマホ・タブレットのアプリからは直接洋書のストアにはアクセスできないようです)。
アダルト 約141,000冊
アダルトコミック、アダルト小説、アダルト写真集、アダルト雑誌の取り扱いもあります。
無料で読めるアダルト作品も配信されています。
各ジャンルの配信数を合計すると、400万冊よりかなり多くなるのですが、検索条件が重複している作品も多いため、それがそのまま計上されているようです。
楽天Koboを2年ほど使ってみた感想
筆者は執筆時点で、楽天Koboを約2年ほど利用しています。
普段利用している中で感じたメリットやデメリットについてご紹介したいと思います。
楽天ユーザーならポイントが使えるのは最大のメリット
楽天のクレジットカードをメインで使っているので、楽天ポイントはホントによく貯まります。
楽天Koboだとポイントだけで支払えるので、ムダ使いの罪悪感もなく、ちょこちょこ買ってしまうのですが、気が付くとまたポイントが貯まっています。
あ、じゃあまたKoboで買っちゃえ…と、お楽しみがエンドレスです。
スマートフォンのKoboアプリのライブラリは本が探しやすい
購入した本がどんどん増えていくと、購入したことを忘れていることもありますが、Koboのアプリのライブラリでは、著者別やタイトル別に分けて表示されるので、パッと見ですぐ思い出せます。
うっかり他の電子書籍ストアで同じものを買ってしまってガックリ、なんてことが防げます。
でもPC版アプリだと、できないんですよね、これが。
読書アクティビティは個人的に不要だった
読書した時間や今読んでいる本をどこまで読んだか、などを表示してくれるのですが、読書の進捗状況には興味がないので、私には無用の機能です。
また、いつの間にか貯まっているバッジも、あまり欲しいと思ったことはありません…。
個人的には「この機能はいるのか?」と感じています。
決済手段のバリエーションが少ない
キャリア決済や各種の電子マネーなどは使えず、今どき珍しいくらい、支払方法の選択肢が少ないです。
実質、クレジットカード一択ですよね。
しかも「楽天」なのに楽天Edyが使えないって…。
ちなみにBookLive!(ブックライブ)やコミックシーモアは支払い方法が充実しているので、クレジットカード以外でお買い物がしたい方はこちらも検討したほうが良いかもしれません。
ブラウザで気軽に読めない
楽天Koboは、基本的に各デバイスで提供されているリーダーアプリで読むことになります。
ブラウザで閲覧することはできないので、利用シーンによってはちょっと不便に感じることがあります。
アプリで読むメリットも大きいのですが、利用者が読み方を選べる形のほうがもっと良かったと思います。
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