「電子書籍で医学書を読むメリットは?」「医学書が読めるおすすめの電子書籍サイトって?」
あなたは、そんな疑問を抱えていませんか?
薬剤師経験4年の筆者は、仕事中に医学書を読みたいと思うことが多くありました。
しかし、分厚くて重い医学書は白衣のポケットに入れて手軽に取り出せるものではありません。
スマホやタブレットなどの端末で、効率的に医学書が読めたら便利ですよね。
医学書を扱うおすすめの電子書籍サイトも気になるところです。
そこでこの記事では、医学書の電子書籍について詳しく解説します。
読み進めることで、以下の知識を得られます。
- 電子書籍で医学書を読むメリット・デメリット
- 医学書が読めるおすすめの電子書籍サイト
電子書籍の医学書に興味がある方は、ぜひご一読ください。
電子書籍版の医学書・医学系専門誌を読むメリット
電子書籍で医学書を読むメリットには何があるのでしょうか?使い勝手が良ければ、是非取り入れてみたいですよね。
電子書籍版の医学書・医学系専門誌を読むメリットには、以下の4つが挙げられます。
- 電子書籍は持ち運びが楽
- どこでも医学書を読めるので学習効率が上がる
- 紙の本より1~2割安く買えることがある
- いつでもすぐに購入できる
それでは、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
電子書籍は持ち運びが楽
医学書は分厚くて重いため、持ち運びが大変ですよね。
電子書籍の医学書なら、スマホやiPadなどの端末の重さだけで済みます。
閲覧デバイスに医学書が何冊入ってようと、重さは同じです。学校や職場に毎日医学書を持ち運ぶ必要がある方にはとてもおすすめです。
どこでも医学書を読めるので学習効率が上がる
電子書籍の医学書はスマホやタブレットで読めるため、通勤通学中などのスキマ時を有効活用できます。
紙の分厚い医学書を電車やバスで開くのは、少し気が引けますよね。席に座れずに立っている場合はなおさらです。
電子書籍なら、信号待ちの間や寝る前のベッドの中でもササっと確認できます。忙しい医療系の学生や医療従事者でも、電子書籍の医学書ならスキマ時間を活用して効率的に学習できますよ。
紙の本より1~2割安く買えることがある
電子書籍は紙代がかからず人件費も安く済むため、紙の本より安く購入できます。
ものにもよりますが、紙の本より1~2割ほど安く買えることが多いです。
医学書は一般の書籍より値段が高いので、安く購入できることは大きなメリットですよね。
また電子書籍をサイトで購入すると、書店ではつかないようなサイト独自のポイントをもらえるといったメリットもあります。
ほしい時にすぐ購入できる
ネットやSNSでおすすめの医学書を見て、「すぐに読みたい!」と思ったことはありませんか?
紙の医学書は大きい書店や専門店にしかないことが多いですが、電子書籍はその場で検索して購入できます。
医学書をネットショップで購入した場合でも、本を購入してから自宅に届くまでは時間がかかりますが、電子書籍なら購入が完了するとすぐに閲覧できます。
読みたい本をすぐ読めることは大きなメリットですね。
電子書籍版の医学書・医学系専門誌を読むデメリット
電子書籍で医学書を利用してみたいけど、デメリットもあるのでは?と不安に思っている方もいるかと思います。
電子書籍版の医学書・医学系専門誌を読むデメリットには、以下の3つが挙げられます。
・書き込みをしにくい
・電子書籍は中古で売れない
・閲覧デバイスの充電が切れると読めない
それでは、それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
書き込みをしにくい
電子書籍は紙の本と違って書き込みの制限があることが多いです。そのため本への書き込みや、マーカー、付箋を使って勉強したい方にはあまりおすすめできません。
ただ、書き込みたいページをスクリーンショットすると手書きのメモを書き込めます。iPadとアップルペンシルをもっている方はぜひ活用してみてください。
電子書籍は中古で売れない
電子書籍は紙の本と違って中古販売ができません。そのため「読み終わったら本を売って、その分安く利用したい」というには向いていません。
紙の医学書は高額で売れることが多いため、なるべく書籍にかかる費用を安くしたい方は紙の医学書の利用がおすすめです。
閲覧デバイスの充電が切れると読めない
電子書籍の医学書はスマホやタブレットなどを使用して閲覧するので、端末の充電がなくなると読めなくなります。
「せっかく勉強するために外に出てきたのに充電がない!」となると悲惨ですよね。外出時には端末の充電や、充電器を忘れないようにしましょう。
電子書籍版の医学書・医学系専門誌が読めるおすすめの電子書籍サイト
「医学書を電子書籍で読んでみたいけど、どんなサイトを利用したらいいの?」という方へ、以下の4つの電子書籍サイトをご紹介します。
- M2PLUS
- 医書.jp
- kindle
- メディカルブックセンター
それでは、それぞれのサイトの特徴について詳しく見ていきましょう。
M2PLUS
M2PLUSは、エムスリー株式会社が運営する医学書専門の電子書籍サービスです。
利用者は約93,000人で、「医学電子書籍といえばM2PLUS」という定評があるサイトです。
医学書の取り扱い数は、定番書籍から専門書籍まで約4000書籍以上で、医学、看護、薬学、歯学、栄養学などの幅広いラインナップ。
M2PLUSの特徴は、アプリ版での電子書籍の見やすさです。書籍データがスマホやタブレットの画面サイズに合わせて見やすいように工夫されています。
閲覧可能なデバイスは、iPhoneやiPadなどのiOS、Androidなどです。
またアプリ版では、販売中の電子書籍を無料で読めるサービスがあります(一部製品を除く)。お手持ちのデバイスでの電子書籍の試し読みができることは大きなメリットですね。
M2PLUSではポイント制度を導入しており、商品ごとに税抜き価格に対して1%~3%のポイントが付きます。貯まったポイントは1ポイント1円として、次回以降の製品購入時に利用できます(100ポイントから利用可能)。
医書.jp
医書.jpは、医学専門書籍や雑誌を扱う電子書籍サービスです。
取り扱う医学書の数は医学書院、南江堂、羊土社など、約4,900点。基礎医学から臨床医学、看護学、薬学、歯科学、栄養学など、ラインナップも豊富です。
医書.jpは関連出版社へコンテンツの提供を呼びかけることで、医学書の電子化を促進しています。そのため扱うコンテンツ数が多く、ユーザーにとって便利なサービスです。
医書.jpの電子書籍の大きな特徴は、書き込みや付箋、写真挿入などの機能があるところです。
表示しているページへの直接の書き込みや、カメラで撮影したノートの写真を表示ページに貼り付けることも可能です。電子書籍をただながめるだけでなく、書き込み機能や付箋機能があると学習しやすいですよね。
医書.jpの電子書籍は、iPhone、iPad、Android、PCなどの様々なデバイスでの検索が可能です。また、医書.jpのアプリも利用できて便利です。
電子書籍の配信方式は商品毎にダウンロード型とアクセス型で異なります。ダウンロード型は事前にダウンロードすればオフラインで閲覧でき、アクセス型はオンライン環境のみでの閲覧が可能です。
Kindleストア
Kindleストアは、Amazonが提供する電子書籍サービスです。Kindleでは漫画や小説をはじめとした膨大な量の書籍を扱っており、ジャンルも総合的に網羅されています。Kindleストアは世界中で使われているサービスのため、使い勝手が非常に良好です。
医学書の取り扱い数は特別多くありませんが、医学・薬学・看護学・歯科学のジャンルで検索すると80,000冊以上ヒットします。ただ、その中には健康雑誌やエッセイなども含まれるため、品揃えは医学書の専門サイトに劣ります。
医学書の取り扱いに関してM2PLUS や医書.jp にはかないませんが、医学書に加えて電子書籍の漫画やビジネス本を読む方にKindleストアはおすすめといえます。
閲覧するためのデバイスには、スマホやタブレット、Android、Kindle端末などがあります。
Kindle端末だと白黒で医学書の表や図が見づらい可能性があるので、医学書を利用する際はカラーで閲覧できるデバイスの使用をおすすめします。
Kindleストアでは、高価な医学書を定価より1~2割安く購入できることが多いです。
M2PLUSや医学書.jpなどの医学書専門のサイトでは書籍を購入しても独自のポイントしか貯まりませんが、Kindleは書籍自体を安く購入できます。
また、KindleのKindle Unlimitedという読み放題サービスもおすすめです。月額980円で200万冊以上の本が読み放題なので、その中にほしい医学書があればお得に利用できますよ。初月は無料で試せるので、ぜひ利用してみてください。
メテオメディカルブックセンター
メテオメディカルブックセンターはその名前の通り、医学書に特化している書籍販売サイトです。メテオメディカルブックセンターでは電子書籍のみならず、店舗での紙の医学書の販売も行っています。
治療薬マニュアルやイヤーノートなどの定番書籍をはじめとして、電子書籍の取り扱い数は5000冊以上。書籍のラインナップは医学書の基礎医学、臨床医学、看護学、薬学、歯学などと幅広いです。
医療系書籍の専門店なだけあって、希少な専門書籍や雑誌のバックナンバーも豊富に取り揃えています。メテオメディカルブックセンターの電子書籍は、スマホ、タブレット、Androidなどのデバイスで閲覧可能です。
メテオメディカルブックセンターの紙の医学書は、日本全国どこでも送料無料です。ただ電子書籍に関しては安く購入できたりポイントが付いたりするわけではないので、お得に利用した方はKindleなどの他のサイトからの購入をおすすめします。
まとめ
今回は、電子書籍で医学書を読むメリット・デメリットやおすすめの電子書籍サイトをご紹介しました。
スマホやタブレットなどの端末で、効率的に医学書が読めたら便利ですよね。
電子書籍を利用すれば、重い書籍の持ち運びが楽になり、通勤通学などのスキマ時間を活用して効率的に学習できます。
電子書籍で医学書を読むメリット・デメリットを参考に、自分に合った学習スタイルをみつけてくださいね。
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