2021年2月1日に全面リニューアルした「dブック」。
サービスページのURLや本棚アプリも変更され、見た目だけでなくサービスや機能面なども新しくなりました。
旧サイトはすでに利用できなくなっているため、以前から利用していたユーザーは新サービスへ移行して利用する形となります。
また、執筆時点では旧アプリがなんとか利用できるようですが、これからは新dブックアプリに移行して閲覧することになります。
サイト・アプリの移行は何かと面倒だと思いますが、新しくなって使いやすくなったと信じて移行しましょう。
今回はリニューアルしたdブックの特徴やアプリの使い方など旧サービスと比較しながら色々とご紹介していきます。
dブックでは、2020年12月25日~2021年3月31日までのキャンペーン期間中の購入金額の合計に対してdポイントが貰える、初めてお買い物する方限定の新規ご購入キャンペーンを実施しています。
ポイント還元率は60%と非常にお得な特典内容。還元されるdポイントは「期間・用途限定」となります。
もちろん、ドコモ利用者だけでなく、auやソフトバンクユーザーもキャンペーンに参加することができるので、誰でも60%還元されます。
参加方法はキャンペーンページの「エントリー」ボタンからエントリーして、dブックで電子書籍を購入すればOKですが、購入後のエントリーも可能となります。
お得なこの機会に新しくなったdブックを利用してみてはいかがでしょうか?
dブックがリニューアルしてどこが変わった?
まずは旧サービスと新しくなったdブックを比較しながら、変わった部分についてご紹介します。
リニューアル直後ということもあり、サービス内容は今後のアップデートなどで追加される可能性も高いですが、執筆時点で大きく変わった部分について解説します。
今回パッと見た感じでは下記の内容が変わっています。
- サイトのURL
- 本棚アプリ
- マンガの縦読みに対応
- カート機能が追加
それでは詳しく見ていきましょう。
サイトのURL
まず大きく変更したのはサービスサイトのURLです。
旧サイト:https://book.dmkt-sp.jp
新サイト:https://books.dmkt-sp.jp
旧サイトの「book」に「s」が付いただけですが、旧サイトにアクセスしても利用することができなくなっています。
なのでdブックを利用するためには新URLの「https://books.dmkt-sp.jp/」にアクセスする必要があります。
現時点では旧サイトにアクセスしても新サイトへ自動的に切り替わるようになっていないので、ブックマークされている方は新しいdブックをブックマークしておくと便利です。
また、URLだけでなくサイトのデザインなども大きく変わっています。
PC版の旧サイトはサブカテゴリーも表示されていましたが、リニューアル後は画面上部にある「作品検索」から各カテゴリーにアクセスできるようなったので、全体的にスッキリした印象です。
スマートフォン画面もリニューアルでデザインが変更されていますが、PCと比べるとそこまで大きな変化はないかもしれません。
新しい本棚アプリがリリース
本棚アプリも新しいアプリがリリースされています。
リニューアル後は新しいアプリをダウンロード・インストールして利用しましょう。
なお、旧アプリでダウンロード済みの作品でも、新アプリでは再ダウンロードが必要となっています。
もちろん以前購入した作品も新しいアプリで読むことができるので、ダウンロードして楽しみましょう。
執筆時点では旧アプリも利用できますが、今後は全く利用できなくなるか、利用できたとしてもエラーなどでまともに機能しなくなる可能性があるので、リニューアル前から利用していたユーザーは新アプリを使うようにしましょう。
新しいdブックのアプリはこちらからダウンロードすることができます。
iOS / Android
マンガの縦読みに対応
新しい本棚アプリでは縦読みに対応したので、好みに合わせて読み方が選択できるようになりました。
特に片手で操作する場面も多い、スマートフォン端末では読みやすくなりますね。
ブラウザビューアでは「設定」から縦読み・横読みに変更することができます。
新しくなった「dブックマイ本棚アプリ」でも縦読みに切り替えることができます。
ビューア(閲覧)画面の中央部分をタップすると表示されるメニュー内の「縦読み」アイコンをタップすると縦読みに設定できます。
縦読みの状態であれば、「横読み」アイコンを選択すれば横読みに設定できます。
カート機能が追加
以前は作品ごとに購入手続きを行う必要がありましたが、リニューアル後は読みたい作品を「カート」に入れることができるようになったので、まとめ買いしやすくなりました。
もちろん、「今すぐ買う」ボタンを選択すれば、すぐに購入手続きを行うことができます。
リニューアル後も変わらないところ
dブックはリニューアル前はドコモ以外のユーザーも利用することができましたが、リニューアル後もそれは変わりません。
dアカウントを作成すれば誰でも利用することができる電子書籍サービスとなっています。
また、無料漫画やキャンペーンの豊富さや決済方法などリニューアル後もほとんど変わっていない印象です。
他社携帯を利用している人でも利用できる
引き続き、ソフトバンクやau、ワイモバイル、MVNO(格安SIM)を利用している方でもdブックを新規登録・利用することができます。
リニューアル前から利用されていた方はもちろん、これから利用を開始する人でも、誰でも利用可能です。
ただし、お支払い方法はドコモのサービスに関連する決済方法が多いので、やや使いにくいかもしれません。
無料で読める作品も充実
公式サイトには「最大3000冊のマンガが無料で読める」と記載されており、引き続き無料漫画も充実しているようです。
1巻だけでなく、複数冊が無料で読める作品も充実しています。
例えば、『進撃の巨人』は1~3巻まで無料で配信していました。
無料作品は期間限定の作品がほとんどなので、無料タイトルはそのときのタイミング次第ですが、定期的に更新されるので、新しい作品の開拓にも使えますね。
お得なキャンペーンも豊富
リニューアル前もキャンペーンを実施していましたが、新しくなったdブックもお得なキャンペーンを実施しています。
むしろキャンペーンが充実しているようにも感じますが、50%OFFなどかなりお得なセールもあります。
また、新規ユーザー限定の50%割引クーポンも配布。
さらに60%ポイント還元キャンペーンも引き続き実施しています。
決済方法は増えていない
dブックを利用している人はドコモユーザーか過去にドコモの携帯を利用していた人が多いと思いますので、あまり気にする人はいないかもしれませんが、決済方法の種類は相変わらず少ないです。
選べる支払い方法は「クレジットカード」「ドコモ払い」「ポイント払い」「ドコモ口座払い」だけです。
他にも色々と選択できれば、個人的には良かったのですが。
新しくなったdブックで本を購入してみる
せっかくなので、新しくなったdブックで本を購入してみたいと思います。
購入する本は1冊ですが、カートに入れてから購入手続きを行ってみます。
まずは新サイトにアクセスします。
すでにdアカウントをお持ちの方はログインしましょう。
dアカウントを持っていいない人は新規で登録することもできます。
なお、リニューアル後もauやソフトバンク、ワイモバイルなど他社の携帯電話を利用している方でも利用することができます。
ログインしたら読みたい作品を検索します。
作品詳細ページにアクセスして、購入する場合は「カートに入れる」または「今すぐ買う」ボタンをタップします。
今回はカートに入れてから決済手続きを行います。
商品をカートに入れると、右下に表示されているカートのアイコンが少し変化します。
欲しい作品を全てカートに入れたら、カートのアイコンをタップしましょう。
カートに入れた商品の一覧が表示されます。
電子書籍を購入すると付与される予定のdポイントも表示されています。
問題なければ「購入する」を選択します。
決済手続きの前に、ログインを求められます。
IDとパスワードを入力してログインしましょう。
購入画面に切り替わるので、決済手続きを行います。
dアカウントに紐付いているので、すでにクレジットカードを登録済みの場合は、新たに登録する必要はないので、すぐに購入できます。
クレジットカード払いのほか、ドコモ払いやポイント払い、ドコモ口座払いも選択できます。
なお、クーポンを使用される場合ですが、最初の状態ではクーポンを持っていても適用されていないので、使用する場合は必ず「クーポン」をタップしてから、使用するクーポンを選びましょう。
これを忘れて決済を行うとクーポンを使うことができなくなるので注意が必要です。
最後に「購入する」ボタンをタップして、セキュリティコードを入力すれば、本を買うことができます。
購入後、「今すぐ読む」をタップすれば、ブラウザのビューアでそのまま読むことができます。
新dブックアプリ(iOS)の使い方・機能を試してみる
新しくなったdブックマイ本棚をインストールして、スマートフォンで購入した電子書籍を読んでみました。
新アプリから電子書籍のダウンロード方法やアプリの機能についてご紹介したいと思います。
今回はiPhone版のdブックマイ本棚アプリを使っていきます。
まずは新しくなった「dブックマイ本棚アプリ」を端末にインストールします。
App Store「dブックマイ本棚アプリ」と入力して検索すれば、すぐに出てきます。
「dブック」だけではなかなか見つかりませんでした…。
「入手」からインストールを行います。
インストールが完了したらアプリを起動します。
アプリケーション・プライバシーポリシーを確認して、問題なければ「利用開始」を選択します。
「サービス紹介」が表示されますが、スキップも可能です。
dブックマイ本棚アプリのホーム画面が表示されます。
ホーム画面は無料作品や新着作品、割引作品が表示されるページとなっています。
表紙部分をタップすれば試し読みや無料作品(試し読みフル)ならログイン不要で読むことができます。
タイトル部分をタップすると作品詳細画面へ移動。「…」のアイコンをタップすると上記画像のようなメニューが表示されます。
そのほか、画面下部のメニューには「おすすめ」「ランキング」「さがす」「マイ本棚」があります。
それぞれの特徴や機能について見ていきましょう。
おすすめ
特集やセールなどのおすすめ作品が一覧表示されています。
1冊すべて無料で読める作品もあるので、スキマ時間などに利用すると良さそうです。
ランキング
そのままですが、ランキング形式で作品が紹介されているページになります。
「デイリーランキング」「無料作品TOP10」「アクションTOP10」「恋愛TOP10」など、色々なテーマ・ジャンルのランキングを見ることができます。
さがす
作品名や著者名から作品を探せる機能です。
マイ本棚
購入した電子書籍を管理したり、閲覧できる機能です。
本棚へアクセスするにはログインが必要になります。
リニューアル前の本棚アプリでは、アプリ起動後すぐに購入済み作品が表示されていましたが、新しいアプリは購入した作品を読むのが目的の人はアプリ起動後、「マイ本棚」に移動してから読む流れとなります。
長くdブックアプリを利用してきた方は、慣れるまで使いにくく感じそうです。
新しくなったdブックの評判は?
筆者は色々な電子書籍ストアを広く利用しており、本棚アプリのリニューアルを経験してきたことと、dブックをメインで利用していたわけではないので、リニューアル後もそこまで違和感なく使用することができましたが、長く利用きてきたユーザーは色々な意見があるようです。
リニューアルしたdブックの評判・口コミをご紹介します。
旧dブックは本棚が見やすかったし新刊もソートでサクッと見つけられて便利だったんだけど、新型の方は表示件数はこれだし新刊が見つけづらいし設定で新刊発売時に通知を受け取れるけどタイトル毎に一つ一つお気に入り登録とやらをやらなきゃいかんらしいしで pic.twitter.com/GGxHvoDD5X
— mk (@mk19800411) February 2, 2021
dブック使い始めて思った、本棚がスマホに入ってるの便利だなぁ
しおりを各巻10個くらい付けれるともっと便利かなぁ…— マビ畜の ファンボン (@stekkin_ulith) February 2, 2021
dブック使いづらくなったー!前は新刊が出たら知らせてくれるページがあったのになくなっちゃった。アプリに本貯めとくと容量なくなるからほぼ消してあるし何読んでたか把握出来ないよー(´・ω・`)
— ちきみや(b・ω・d) (@dtjd385) February 2, 2021
dブックの新アプリ、夜中は普通に読めたけど、昼間はめちゃ重😂ダウンロード済みのも順番バラバラすぎて探せない。検索がタイトルうろ覚えだと、たどり着けない…著者とかジャンルとかのタブ開いたら数冊しかなくてどこいった?状態。シリーズ物の順番もバラバラ…あんなにCMしてるのに…がんばって💦
— いちこ⛸🍧🍍🍜🍖🥟 (@mao_love_ichiko) February 2, 2021
2012年から愛用しているdブックがとても使いにくくなってしまい悲しい。
特にマイ本棚が見にくい。
そして漫画読みながら時刻確認出来るところが1番気に入っていたのに、読書中は時刻表示が消えてしまうのが不便すぎる…。
以前のdブックに戻してください。— みゆゆ (@miyuyu239) February 1, 2021
dブックめちゃくちゃ使いにくくなったし、見にくい、そして新刊出たか確認する方法分からんくなった…
前の奴はまだ本棚も整理されてたのに…
アカンほんまにお願いします🤲
前の機能に戻してくれ!!
この思い伝われ〜😭#dブック— だるまウインナー サキュリてんのすけ (@MC7zg) February 1, 2021
リニューアル版Dブックが使えない理由
①一括ダウンロード出来ない
②ダウンロードしても作品を開くまでに時間がかかる
③MY本棚の並びがマジでクソ
④購入手続きが手間になった←まだ2冊しか購入してないので、もしかしたらやり方が悪かった?
⑤ページとページの間に黒い太線が入るようになった— 空飛ぶ円盤 (@ere69241) February 1, 2021
いやー、焦ったけどdブック操作慣れたぞ!!
お気に入りしてたのみれなくなった?!とか思ったけど今見たら見れるようになってた。— ぬー。@おいでよ遙か7沼 (@amayharuka3) February 1, 2021
dブック、サイトは見辛いわ、新しいアプリもつかいにくいわ、これほどの改悪はない。前のサイトとアプリは使い勝手よかったのに…本当に悲しみと失望…。
個人的には今回のリニューアルはユーザーを軽視していると思う。誰に向けたリニューアルなのか
元に戻して下さい、切実に願っています…— monmon0804 (@monmon08041) February 1, 2021
dブックのリニューアルが、探しづらい、使いづらい、読みづらいの三拍子揃った改悪になってる。これがあるから電子書籍は怖い。
本棚アプリだけでも戻してほしいです。
— しゃもじ@小説家になろう (@4IrLAANzw0NnBpo) February 1, 2021
慣れの部分も多いと思いますが、ポジティブな声は少ないのが気になりました。
特に購入済み作品の整理方法がわからない、見にくいなどの意見が多い印象です。
一方で、使っているうちに操作に慣れてきたという声もあるので、ある程度利用していくと使いやすく感じるかもしれません。
リニューアル直後は不具合や、機能も少なかったりしますが、今後アップデートなどで最適化されたり、機能も充実化していく可能性もあるので、まずは慣れるまで使っていくのが良いと思います。
dブックから移行をお考えの方におすすめの電子書籍サイト
色々試したけどやっぱり使いにくいと感じた人は他の電子書籍ストアに切り替えるのも選択肢の一つです。
結局は電子書籍ストアや本棚アプリは全く異なるため慣れは必要ですが、筆者イチオシの電子書籍サイトがあるので、ご紹介しておきたいと思います。
その電子書籍ストアは「DMMブックス」です。
DMMブックスではDMMブックスまたはFANZAブックスで1度もお買い物したことがない方を対象に、70%OFFクーポンを配布しています。
この70%OFFクーポンは初めてDMMブックスでお買い物する方限定のクーポンで、初回購入の1回のみ利用できるクーポンですが、対象作品はDMMブックスまたはFANZAブックスのほぼ全作品となります。
『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『キングダム』『薬屋のひとりごと』『進撃の巨人』など超人気作品も割引対象なので、この機会に読みたかった作品をお得にGETできるチャンスですよ。
さらに、70%OFFクーポンはDMMブックスで実施しているキャンペーンとの併用も可能なので、dブックから移行をお考えの方にもおすすめなのです。
有効期限はクーポン取得後、7日間となります。
電子書籍販売サイトやアプリの使いやすさは無料作品などで試せば料金がかかりませんので、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
クーポンを使用して購入する場合は、購入手続き画面でクーポンが反映されているか確認してから決済を行ってくださいね。
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