電子書籍を読むには、ストリーミングでの閲覧のほか、電子書籍のデータを端末にダウンロードしてオフラインで読む方法があります。
オンラインとオフラインでの閲覧には、それぞれの良さはありますが、スマートフォンのようなモバイル端末から外で電子書籍を読む人はオフラインでも閲覧できる電子書籍配信サービスがおすすめ。
利用する電子書籍ストア・アプリによっては、オフラインで読めないサービスもあるので、お店や電車など移動中に読む機会が多い方はオフライン対応の電子書籍ストアを利用しましょう。
オフラインでも読める電子書籍ストア
- ebookjapan
- コミックシーモア
- ブックライブ
- DMMブックス
- Amebaマンガ
- ブックウォーカー
- Kindleストア
- 楽天Kobo
- dブック
- リーダーストア
- honto
- キノッピー(紀伊國屋書店ウェブストア)
- Renta!
上記の電子書籍サイトでは、購入した電子書籍をオフラインで読むことができます。
各サイトの特徴やキャンペーンの充実度などを簡単に解説していくので、自分に合った電子書籍配信サービスを見つけてくださいね。
なお、今回ご紹介するサイト以外にもオフラインで閲覧可能なサービスもありますが、今回は主要なサービスに絞って掲載しています。
ebookjapan(イーブックジャパン)
ebookjapanイーブックジャパンは、LINE Digital Frontier株式会社が運営する電子書籍配信サービス。
漫画はもちろん、ラノベ、小説、ビジネス、実用、雑誌、TL、BL、写真集、アダルトなど多彩な作品を取り扱う総合ストアとなっています。
割引や期間限定の無料配信などのキャンペーン・セールが充実しているのが特徴で、PayPayポイントの還元キャンペーンを実施することも。
お得感、ラインナップ、使いやすさなどバランスが良い電子書籍ストアで、新規ログインすると70%OFFクーポンが貰える初回特典も。
イーブックジャパンで提供されているアプリを利用すれば、購入した電子書籍を端末にダウンロードしてオフラインで読むことができます。
コミックシーモア
コミックシーモアは、NTTソルマーレが運営する総合電子書籍ストアで、漫画、小説、ラノベ、ビジネス、実用、雑誌、BL、TL、写真集、アダルトなど多彩な電子書籍を配信しています。
読みたい作品をその都度購入して読む「コミックシーモア」の他にも、期間限定で通常よりも安く読むことができる「シーモアレンタル」や、サブスク型の読み放題サービス「シーモア読み放題」など充実したサービスを提供しているのが特徴。
お得なクーポンやセール、初回利用特典のクーポンやポイント還元キャンペーンなどお得なサービスも充実しています。
コミックシーモアでもアプリ経由で電子書籍をダウンロードしてオフラインで読むことができます。
一括ダウンロードも可能なので、まとめてダウンロードするのにも便利です。
SDカードを利用できる対応するAndroid端末であれば、SDカードに保存先を変更することも可能。
BookLive!(ブックライブ)
凸版印刷グループの株式会社BookLiveが運営する電子書籍配信サービスで、150万冊以上の多彩なジャンルの作品を取り扱う国内最大級の電子書籍サイトです。
お得な割引セールや無料配信、新規会員限定の70%OFFクーポンなどお得なサービスも充実。
また、毎日最大2回挑戦できるハズレなしのクーポンガチャでは、割引クーポンが必ず貰えるので通常よりも安くお得に電子書籍が買いやすいのも魅力です。
Windows PC、iOS、Android端末向けに提供されているブックライブアプリを利用すれば、購入済み作品を端末にダウンロードしてオフラインで読むこともできます。
ブックライブの本棚アプリは評判も良く、お得感、読みやすさ、充実のラインナップなどバランスが良い電子書籍ストアとなっています。
DMMブックス
DMMブックスは、DMM.comの電子書籍配信サービスで、漫画はもちろん、小説、ラノベ、実用、ビジネス、雑誌、写真集、BL、TLなど多彩なジャンルの電子書籍を取り扱っています。
年に数回実施されるDMMブックススーパーセールや、新規会員特典の90%OFFクーポンなどお得なサービスも魅力。
大人向けコンテンツを配信するFANZAブックスでは、アダルト漫画、アダルト雑誌、アダルト写真集などが充実しています。
DMMブックスもアプリをインストールすることで、電子書籍をダウンロードしてオフラインで読むことができます。
各作品ごとに一括ダウンロードすることができるので、簡単にまとめてダウンロードできます。
Amebaマンガ
Amebaマンガは株式会社サイバーエージェントが運営する電子書籍配信サービスで、少年・青年マンガ、少女・女性マンガ、BLマンガ、TLマンガ、アダルトマンガなど漫画ジャンルに特化した電子書籍ストアとなっています。
購入した電子書籍はストリーミングのほか、iOSとAndroid端末向けの本棚アプリではオフラインでも閲覧可能。
割引セールや無料配信のほか、新規会員はマンガ最大100冊まで利用できる50%即時還元クーポンを配布するなど、お得に利用できるサービスです。
Amebaマンガアプリでは、購入済み作品をダウンロードしておくことでオフラインでの閲覧も可能となります。
作品ごとの一括ダウンロードにも対応しているので、簡単にオフラインで読むことができます。
BOOK☆WALKER(ブックウォーカー)
BOOK☆WALKER(ブックウォーカー)は、KADOKAWAグループの株式会社ブックウォーカーが運営する電子書籍配信サービス。
漫画や小説、ビジネス、実用書など多彩なジャンルの電子書籍を配信。
また、文庫・ライトノベルの読み放題サービスも展開するなど、充実したサービスが魅力。
お得なキャンペーンも多く、メインで利用する電子書籍ストアとしてもおすすめ。
ブックウォーカーの本棚アプリでは、ダウンロード済み作品をオフラインで楽しむことができます。
アプリはiOS、Android向けに提供されています。
Kindleストア
Amazonが運営する大型電子書籍配信サービスで、多彩なジャンルの電子書籍を配信しており、洋書なども充実。
サブスク型の読み放題サービス「Kindle Unlimited」や、プライム会員向けの「Prime Reading」を提供するほか、専用のリーダー端末「Kindle」シリーズを販売するなど、他社サービスにはない充実したサービスが魅力です。
Kindleストアは充実したラインナップと閲覧できる端末・アプリが充実しているので読みやすい電子書籍ストアです。
Kindleアプリやリーダー端末「Kindle」でも電子書籍データを端末にダウンロードすることでオフラインで読むことができます。
楽天Kobo
楽天Koboは楽天が運営する電子書籍配信サービスで、多彩なジャンルの作品が読める大型電子書店。
電子書籍を購入すると楽天スーパーポイントが貯まるたけでなく、お会計では楽天スーパーポイントを使ってお買い物することも可能。
お得なセールやクーポンも充実しているほか、楽天Koboアプリや専用のリーダー端末などサービス内容は充実しているので、楽天会員ではない人にも利用しやすい電子書籍ストアです。
楽天Koboのアプリはオフラインでの閲覧に対応。
ネット回線が利用できない場所でも快適に本が読めます。
dブック
dブックはNTTドコモが運営する電子書籍配信サービス。
漫画はもちろん、ライトノベル、小説・文芸、ビジネス・実用、趣味・暮らし、BL、TLなど多彩なジャンルの電子書籍を配信しています。
iOS、Android端末向けに本棚アプリを提供しているので、スマートフォンで電子書籍をダウンロードしてオフラインで読むことも可能。
無料で読める漫画が充実しているほか、ポイント還元などお得なキャンペーンも魅力です。
Reader Store(リーダーストア)
Reader Store(リーダーストア)は、ソニーグループの株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する電子書籍配信サービス。
漫画や小説、雑誌、写真集、医学・福祉、教育・語学・参考書、児童書など様々なジャンルの作品を取り扱っている総合ストアです。
期間限定の無料配信や割引セールなどキャンペーンも充実しているほか、初めてリーダーストアを利用する方は90%OFFクーポン(最大500円引き)が貰えます。
リーダーストアの本棚アプリを利用すればオフラインで読むことができます。
ネットが利用できない場所でも快適に閲覧できます。
honto(ホント)
honto(ホント)は漫画はもちろん、ラノベや小説、雑誌、BL、TLなど多彩な電子書籍作品を取り扱うサイトです。
丸善・ジュンク堂・文教堂などの大型書店と提携しているので、一部書店では取り置きすることも可能。
電子書籍ストアでは、割引セールやクーポンの配布などお得なサービスも起こっています。
また、新規会員なら70%OFFクーポンが貰えるなどお得なサービスお充実。
ホントの本棚アプリはWindows、Mac、iOS、Android端末に対応しているので、様々な端末で快適に読むことができます。
アプリを利用すればオフラインで読むことも可能。
紀伊國屋書店ウェブストア(Kinoppy)
紀伊國屋書店ウェブストアは、ネットから紀伊國屋書店が扱っている本、DVD、CDや文房具まで幅広く購入できるオンラインストアで、全国の紀伊國屋書店と連携しているのでラインナップも充実しており、読みたい本を簡単に検索して見つけることが可能です。
買いたい本は全国の書店から配送、または店舗受け取りで入手したり、紀伊國屋書店の専用電子書籍アプリKinoppyで電子版を購読することが可能。
Kinoppyから電子書籍をダウンロードすることで、オフラインでも閲覧することが可能となります。
Renta!(レンタ)
Renta!(レンタ)は、電子書籍をレンタルまたは購入して閲覧できるサービス。
全ての作品がレンタルできるわけではありませんが、レンタル可能な作品であれば、購入するよりも安くお得に読むことができます。
取り扱い作品は漫画、小説、ラノベ、雑誌、ビジネスなど多彩。
AndroidとiOS向けの本棚アプリを提供しており、ダウンロードすることでオフラインでも読むことができます。
オフラインで読める電子書籍サイト・アプリを選ぶ3つのポイント
そもそもオフラインとは、主にネットに繋がっていない状態のことを言いますが、オフラインで読める電子書籍サイト・アプリは、インターネットに繋がっていなくても電子書籍が閲覧できるサービス・機能のことです。
ただし、オフラインで電子書籍を読むには、オンラインで一度端末にデータをダウンロードしておく必要があり、ダウンロード済み作品のみオフラインで閲覧が可能となります。
一度ダウンロードする手間が発生するので、購入済み作品の量が多い場合は簡単に一括ダウンロードができるアプリを選ぶなど使いやすい本棚アプリがおすすめです。
また、複数のデバイスを利用する場合は、各端末でダウンロードしておく必要があることも覚えておきましょう。
後述しますが、オフラインで読める電子書籍配信サービスやアプリの数はとても多いので、選ぶ際は迷うことがあるかもしれません。
下記では、オフラインで読める電子書籍サイト・アプリ選びで、大切なポイントについてご紹介します。
高機能かつシンプルでわかりやすい本棚アプリを選ぶ
一括ダウンロードなど便利な機能は当然ですが、本棚アプリとして使いやすく、様々な便利機能が充実しているアプリを選ぶようにしましょう。
紙の本の場合、どのお店で買っても収納する本棚は自由ですが、電子書籍の場合は、本棚=各電子書籍配信サービス専用の本棚ということになります。
つまり、Kindleストアで購入した作品はKindle内の本棚から選んで読むことになります。
複数の電子書籍サイトを利用するのも良いですが、購入済み作品が多くなると管理が大変になるので、できるだけ1つのサービスを利用し続けることになるはずです。
なので、これから初めて電子書籍の利用を検討されている方は、電子書籍が読みやすいアプリを選ぶことが高い満足度に繋がるので、高機能で使いやすいアプリを選ぶことがとても重要です。
取り扱い作品数、アプリのレビューなど総合的に判断する
本棚アプリの使いやすさはとても重要ですが、電子書籍を購入するサイトや使いやすさなども重要です。
可能な限り、アプリとストアの両方をチェックし、総合的に良さそうな電子書籍配信サービスを利用しましょう。
専用端末があり、作品数も豊富なKindleストアは無難ですが、他にもクーポンが充実しているお得な電子書籍サイトもあるので、一度ストアページを開いて実際に見てみましょう。
もちろん、本棚アプリのレビューや評価もチェックしておいてくださいね。
アプリのレビューはかなりシビアで、バグが多かったり、アプリが使いにくければ、それだけマイナスの評価が多くなるため参考になる部分も多いはず。
ただし、利用者の端末や環境によって左右されるケースもあるため、あくまで参考程度にチェックするのが良いでしょう。
キャンペーンやクーポンが充実しているサイトを選ぶ
電子書籍はキャンペーン・セールやクーポンで定価よりも安く購入しやすいのもメリットです。
アプリやサイトの使いやすさのチェック後は、キャンペーンやクーポンなどお得な特典が多いかも合わせてチェックしておくと良いでしょう。
電子書籍ストアによって実施しているキャンペーン数が大きく異る場合もあるので、せっかくならお得なサービスを利用しましょう。
電子書籍サイトによっては初回利用特典が用意されているサービスもあります。
例えば、DMMブックスやイーブックジャパン、コミックシーモア、ブックライブ、Amebaマンガ、ブックウォーカーなどではキャンペーンやクーポンが配布されているため、お得に電子書籍を購入したい方は検討してみてはいかがでしょうか?
※キャンペーンやクーポンの配布が終了している場合があるので、詳細については各電子書籍配信サービスの公式サイトにてご確認ください。
電子書籍をオフラインで読むメリット・デメリット
電子書籍をオフラインで読めるメリット・デメリットについて、実際に筆者が感じたことについてご紹介したいと思います。
電子書籍のオフラインでの閲覧は、ネット環境がない場所でも快適に本が読めることが最大のメリット。
一方、事前にダウンロードしておく必要がある点はやや面倒に感じることも。
以下で詳しく解説します。
メリット
オフラインで電子書籍を読むメリットは下記の3点が挙げられます。
- 飛行機内などネットが利用できない場所やネット環境がない場所でも読める
- 高速データ通信量の節約になる
- 快適にサクサク読める
インターネットが利用できない場所や不安定な場所でも読めるのがメリットです。
ストリーミングの場合、読みながらデータを読み込むため、ネット環境によっては表示されるまで時間がかかることもありますが、オフライン閲覧の場合は一度データを端末にダウンロードするのでネット環境に左右されることなくサクサク表示されます。
遅延が発生しにくいので読書に集中できる点は嬉しいですよね。
また、自宅のWi-Fi環境でダウンロードすれば、携帯電話の高速データ通信容量を消費しないので、パケットの節約にもなります。
月末によく通信速度制限が発生するような方はオフラインでの閲覧がおすすめです。
デメリット
電子書籍をオフラインで読むデメリットは下記2点が挙げられます。
- 事前にダウンロードしておく必要がある
- 内部ストレージを圧迫することも
電子書籍をオフラインで読むには、事前に作品をダウンロードしておく必要があり、忙しいときなどは面倒に感じることがあります。
基本的には本棚アプリを起動して「ダウンロード」をタップするだけなのですが、ついつい忘れてしまうことがあり、結局ストリーミングで閲覧するか、携帯電話の回線でダウンロードすることもあります。
また、電子書籍のデータをダウンロードすることになるので、その分ストレージの使用量は増えることになります。
電子書籍の量が多い場合は圧迫することになるので、ストレージ容量が少ない端末をお使いの場合は注意が必要です。
SDカードが利用できる端末の場合は、データの保存先をSDカードに変更しておくと安心です。
SDカード(外部ストレージ)に電子書籍を保存できる電子書籍ストアと設定方法
オフラインで電子書籍を読む方法とその流れを解説
電子書籍の本棚アプリからオフラインで読む方法・流れについて画像付きで詳しく解説します。
なお、今回はebookjapanアプリを利用した方法のご紹介になりますが、各電子書籍サイトから提供されているアプリによってオフラインで読む方法は異なりますが、大まかな流れについてはご理解いただけると思います。
各本棚アプリの使い方については、利用ガイドやヘルプを参照ください。
基本的には電子書籍をオフラインで読むには本棚アプリが必要になります。
今回ご紹介した電子書籍配信サービスが提供するアプリをインストールしてください。
インストール後はログインします。
登録がまだの方は、利用を検討されている電子書籍サイトに会員登録手続きを行ってから、本棚アプリにログインしてください。
ログイン後は購入した作品が本棚に表示されるので、読みたい作品を選択してダウンロードします。
シリーズまとめて一括ダウンロードできる場合は、まとめてダウンロードしておくと便利です。
ダウンロードが完了した作品は、作品をタップするだけでオフラインで読むことができます。
以上が電子書籍をオフラインで読むための基本的な流れでした。
各本棚アプリによってダウンロード方法などは異なりますが、だいたいはこのような方法でオフラインで読めるようになるはずです。
オフラインでも読める電子書籍ストアのまとめ
今回ご紹介した電子書籍の中でも、アプリの使い勝手やお得感で選ぶなら、ebookjapan、BookLive!、コミックシーモア、Kindleストアあたりがおすすめですが、人によって好みが分かれますので、色々と調査した後に自分に合った電子書籍配信サービスを利用してくださいね。
ストア | オフライン閲覧 | おすすめ度 | 公式サイト |
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