マンガやラノベ、雑誌、ビジネス書など多彩な電子書籍作品を配信している「どこでも読書」が、2026年3月31日をもってサービスを終了することが発表されました。
どこでも読書を運営する株式会社モバイルブック・ジェーピーは、スマートフォンが普及する以前から携帯電話向けの電子書籍配信サービスを展開してきました。2011年7月にはAndroid端末向けの『どこでも読書』を開始し、その後iPhoneやパソコン向けのサービスも提供してきた、電子書籍ストアの老舗サイトです。
長年にわたりサービスを継続してきたこともあり、これまで利用してきたユーザーの中には、今後の対応や購入済み作品の扱いについて不安を感じている方も多いでしょう。
そこで本記事では、「どこでも読書」のサービス終了までのスケジュールや、他社ストアへの移行方法について詳しく紹介します。
どこでも読書で購入した作品はhontoに移行することで引き続き閲覧可能

どこでも読書は2026年3月31日でサービス終了しますが、購入履歴の引継ぎ機能の提供中にhontoへ移行手続きを行うことで、購入済み作品は引き続き閲覧することが可能です。
どこでも読書がサービス終了した後は、移行したhontoのビューアで閲覧する形となります。
hontoはブラウザはもちろん、本棚アプリも提供しているため、これまでと同様に快適に読書を楽しめるでしょう。
ただし、hontoで取り扱いのない作品や、再ダウンロード期間が終了した作品など、一部は移行できない場合もあります。
基本的な移行の流れは、hontoの会員登録後にどこでも読書で発行される移行キーをhontoの専用ページから登録することで、どこでも読書の購入履歴がhontoに追加される予定となっています。
どこでも読書の公式ページによると、hontoへの移行方法の詳細については確定次第、公式サイトにて案内があるようなのでチェックしておくようにしましょう。
どこでも読書のサービス終了までのスケジュール

どこでも読書のサービス終了までのスケジュールは下記になります。
- 2025年11月1日(土):
新刊書籍の取り扱いが終了 - 2025年11月28日(金):
全ての電子書籍の販売が終了 - 2026年1月中旬頃:
hontoへの購入履歴の引継ぎ機能の提供開始 - 2026年3月31日(火):
どこでも読書のサービス終了
どこでも読書では、電子書籍の販売が終了する2025年11月28日に購入できなくなる予定です。
どこでも読書で購入した作品を引き続き閲覧したい場合は、2026年1月中旬頃から提供予定の購入履歴の引継ぎ機能がリリースされた後に手続きする必要があります。
サービス終了する2026年3月31日には、購入履歴引継ぎ機能の提供も終了するため、早めに移行したほうが良さそうです。
どこでも読書のサ終についてのまとめ
最近はサービス終了する際、移行可能な電子書籍配信サービスが用意されるケースが多く、どこでも読書もhontoに移行手続きすることで、これまで購入してきた作品が引き続き読めますが、一部の移行不可の作品は読めなくなります。
ダウンロード済みの作品は2026年4月1日以降も当面は閲覧可能なようですが、できるだけ早めにhontoへ移行しておくことをおすすめします。
すでにhontoに登録済みの人は新たに会員登録は不要ですが、hontoを利用したことがない人は、予め会員登録しておくと移行手続きもスムーズかと思います。
どこでも読書のサービス終了についての詳細は公式サイトにてご確認ください。

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