農業をテーマにしたおすすめ漫画10選

ちょっと疲れたとき「都会を離れて田舎でのんびり農業で自給自足でもしたい！」と思ったことはありませんか？

実際に実現するのは大変ですが、そんな時は農業をテーマにした漫画で癒やされてみてはいかがでしょうか。

ほのぼの系からリアル系まで様々な農業をテーマにしたおすすめ漫画を厳選してピックアップしたので、気になる作品があったらチェックしてみてくださいね。

農業に興味がある人や家庭菜園が趣味の人にもおすすめの作品が盛り沢山です！

電子書籍なら気軽に試し読みができるので、興味がある作品は無料で読んでみてください。

銀の匙 Silver Spoon

大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する。

農業系マンガと言えば「銀の匙 Silver Spoon」というほど、個人的にはおすすめの作品。
TVアニメや映画化もされているので知っている人も多いはず！

この漫画のすごいところは、農業とか酪農とか、普段あんまり気にしない「食べ物がどうやってできるのか」とか「命を扱う」ことについて、真剣に向き合ってるところ。

例えば、育てた豚を最終的には食べるっていう現実があって、八軒もすごく悩みますが、そこから命の大切さや、食べることへの感謝がリアルに伝わってくる内容となっています。

全体的に『銀の匙』は、青春の悩みとか成長を描きつつ、命の尊さや食べることの意味を感じさせてくれる、あったかくて面白い作品。

農業とか全然興味なくても楽しめると思いますよ！

銀の匙すでに完結済みで全15巻販売されています。

著者	荒川弘
掲載誌・レーベル	少年サンデーコミックス
出版社	小学館
価格(第1巻)	528円

のうぎょうカレッジ

目標もないまま秀崎農業大学に入学した鈴木くん。流されるままに野菜を愛するグリーンサークルへの入部が決定！！ 個性的すぎる仲間たちと一緒に美味しいキャンパスライフをおくれるのか！？

キャラクターが失敗しながらも少しずつ農業に慣れていくところもみどころ。
大変な反面、やりがいもあって最後には「農業って悪くないかも？」という感じが伝わってきます。

ちょっとした恋愛模様もあって、意外と青春マンガ的な楽しさもあります。

仲間同士の掛け合いや、ちょっとしたギャグがいい感じに軽くて、読んでてほっこりするところも魅力的な作品です。

のうぎょうカレッジはすでに完結済みで全3巻販売されています。巻数が少ないので手軽に読めます！

著者	風町ふく
掲載誌・レーベル	芳文社コミックス
出版社	芳文社
価格(第1巻)	715円

漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件

日本社会は変わる。徹底的に変わる――。
これは、世間に先駆けて’新日常（ニューノーマル）’という大海に漕ぎだした一人の勇者の物語――！！

「異世界」とありますが、異世界に転生するファンタジー作品ではなく、田舎の暮らしが主人公にとって異世界並みにカルチャーショックだったっていう面白い設定です。

都会でバリバリ働いてた編集者が田舎に引っ越して、慣れない生活に右往左往する感じが、リアルでちょっと笑える作品です。

ほのぼのした田舎暮らしですが、田舎だからこその大変さもリアルに伝わってきます。

この作品も完結済みで全4巻配信されています。

著者	クマガエ / 宮澤ひしを
掲載誌・レーベル	イブニング
出版社	講談社
価格(第1巻)	759円

JA〜女子によるアグリカルチャー〜

野沢家の決まりごと。それは姉妹達で野菜作りをすることーー。私、野沢ひなげし、小学6年生。パパが再婚して東京からこの農村に引越してきました。初めての農作業は大変だけど、初めての姉妹達と一緒に頑張ります☆

再婚をきっかけに東京から長野の田舎に引っ越してきた家族が慣れない農業に挑戦するという内容。

農業はなんとなく地味なイメージはありますが、この作品ではキャラクターたちが明るく、前向きに農作業に取り組んでて、見てるこっちまで元気になる作品。

普段あんまり農業に興味ない人でも、このマンガを読んだら「農業も面白そうかも？」と思えるかも！

この作品も完結済みで全8巻が発売されています。

著者	鳴見なる / 唐花見コウ
掲載誌・レーベル	角川コミックス・エース
出版社	KADOKAWA
価格(第1巻)	616円

百姓貴族

マンガ家になる前は、北海道で七年間農業に従事していた荒川弘。牛を飼い、野菜を作り、クマにおびえ、エゾシマリスに翻弄される――。

荒川弘先生が自身の農家育ちの経験をネタに描いたエッセイ漫画。

荒川家がすごくタフで、普通の人だったら挫けそうな農業のトラブルも、「いやいや、それ笑い話にする!?」というくらい軽快に描かれていて面白いです。

全体的にコミカルに描かれていますが、農業・酪農のリアルな大変さも伝わってくるので、農業に興味がある人にもおすすめです。

著者	荒川弘
掲載誌・レーベル	ウィングス
出版社	新書館
価格(第1巻)	550円

豊作でござる！メジロ殿

農政を司る郡奉行・目白逸之輔の周囲にはいつも農事にまつわる無理難題と悲喜こもごもが…

江戸時代の農村を舞台にした漫画で、農村の生活や農作業の苦労がリアルに伝わってきます。
劇画タッチで描かれていてちょっと堅いイメージの作品ですが、農業に興味がある人には面白い作品だと思います。

この作品は完結済みの作品で全4巻配信されています。

著者	ちさかあや / 原恵一郎
掲載誌・レーベル	SPコミックス
出版社	リイド社
価格(第1巻)	847円

戦国小町苦労譚 農耕戯画

農業高校に通う歴史好き女子高生、綾小路静子はある日の学校の帰り道、突如戦国時代へとタイムスリップしてしまう。
目の前に現われたのは――あの’織田信長’！？信長の兵に捕らえられ、咄嗟に「農業で才を示す」と約束してしまった静子は――！？

タイムスリップした現代の女子高生が戦国時代に飛ばされ、そこで生き抜くために農業知識や現代知識を駆使して活躍する作品。

彼女が少しずつ農業改革を進め、周囲の人々に感謝されつつも、戦国時代ならではの困難やトラブルに立ち向かっていく展開が面白いです。

著者	沢田一 / 夾竹桃 / 平沢下戸
掲載誌・レーベル	アース・スターコミックス
出版社	アース・スター エンターテイメント
価格(第1巻)	660円

十勝ひとりぼっち農園

編集長の指令を受け、十勝へ（ガチで）引っ越した横山先生…。はじめての農業はハプニング満載。

十勝ひとりぼっち農園は、漫画家の横山裕二さんが実際に北海道・十勝で一人農業に挑戦している様子を描いている作品。

一筋縄ではいかない農地の購入など、リアルな農業の苦労や、収穫の喜び、自然との向き合い方が面白おかしく描かれていて、読んでいると「農業ってこんな感じなんだ！」っていう発見があります。

著者	横山裕二
掲載誌・レーベル	少年サンデーコミックススペシャル
出版社	小学館
価格(第1巻)	770円

はしっこの恋

農家と漁師のほがらか田舎ラブコメディ！ 北海道の小さめ酪農家の娘・園美がつき合っているのは、北海道ではリッチな職業、漁師一家の息子・テツ。牛にまみれて魚にまみれ……酪農家の長女と漁師一家の三男の恋はどこに落ち着くの？ 北海道のはしっこで、ほがらかに愛を育む田舎カップル物語。

全体的に派手なドラマ展開は少ないですが、その分リアルな人間模様や静かな感情の動きがしっかり描かれているので、読後感はじんわりと温かく、どこか切なさも残ります。

じっくり読んで、大人の恋愛の奥深さを味わいたい人にはおすすめの作品です。

著者	町麻衣
掲載誌・レーベル	FEEL COMICS
出版社	祥伝社
価格(第1巻)	770円

俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件

脱サラして農業を営む佐伯莞爾（32歳）は、一人気ままに田舎暮らしを送っていた。ある夏の夜、晩酌しようとビールを手に取ろうとしたその時、玄関の戸を激しく叩く音が…。戸を開けてみると、こんな山奥にいるはずのない甲冑を身に纏った「女騎士」が立っていたのだった。果たして彼女は一体何者なのか――！？

最後のご紹介するのは、異世界ものと田舎暮らしという意外な組み合わせが面白い作品。

突然現れた女騎士が、現代日本の田舎に住む普通の青年と共同生活を始めるという設定からして、ちょっとシュールでワクワクします。

女騎士はカッコいいし、剣術とか異世界っぽいシーンもあるけど、基本的には畑仕事したり、田舎の生活に悪戦苦闘する姿が可愛いです。

著者	裂田 / 秋乃かかし
掲載誌・レーベル	マンガボックス
出版社	マンガボックス
価格(第1巻)	726円